親知らず抜歯1日目
親知らずを抜くために帰国し、近所の口腔外科へ行って参りました。
アメリカへ来る前に右下は抜いてあり、その時は痛み止めが切れたら起きてしまうくらい痛かったです。
ちなみに上の歯は右側は抜きましたけど左側はありませんでした。
まず病院へ行ったら問診です。
担当は若い女医でした。
前回書いた通り埋伏智歯というやつでさらに斜め下に向かって生えているので厄介です。
リスクを避けようと色々考えてくれて、まずはCTを撮って詳細を見ます。
神経に接触している場合は手術がかなり大変で、場合によっては麻痺が残る可能性もあるとのこと。
CTの結果は幸いにも少し神経まで距離があるのでなんとかなりそう。
お勧めは入院して全身麻酔での抜歯でした。
その場合は体もリラックスできるので治りが早いそうです。
皆さんも保険入ってて日数に余裕がある方はそのほうがいいですよ。
ただ私の場合、滞在日数が限られております。月曜日抜歯で金曜日糸取りそして日曜日に帰国と完璧なスケジュールがあります。
そのため相談後、夕方に日帰り手術を決行することに。
一旦帰って出直しです。
ちょっとの間だけ刑の執行を待つ囚人気分です。
その一方で基本的に自分の幸運を信じて疑わないタイプなんで、今回もなんとかなるだろ精神です。
さて再度病院に戻り手術開始です。
時間の関係で、ベテランのおじさん医師にバトンタッチです。
数をこなしてそうなのと親知らずの抜歯は力仕事なので安心します。
まずは、下顎をグイグイと手で上下左右前後に動かしてリラックスさせます。
それだけで噛み癖ってわかるんですね。
右側で噛む癖がついてますねってズバリ言われました。
ここからは麻酔です。チクチクと3箇所くらい打たれます。
即効性があるのですぐに切開開始です。
そして、メスとドリルを駆使して歯を削り親知らずをかち割って少しずつ取り出していきます。
これが麻酔してても痛いんですよ。
何度か神経に触れてビクって反応しました。
でもかなり丁寧に手術してくれて、1時間半の長丁場でしたが、痛みは最小限でした。
全部終わったら、お薬もらって会計です。
気になる支払い額は1万円です。CT撮って1時間半手術した割には以外と安いなあ。
これがアメリカだったらゾッとしますね。
無器用なおじさんが太い指で力ずくで抜くなんて。考えただけてひゃーですよ。
ということで本日はおしまい。次回術後経過も書きます。